CFOへのキャリアについて

たまに相談を受けるが、Analyicsも含めたICTとAccountingを深めておくべきだと常日頃から言っている。なにげに多くの人はStrategyやCorporate Financeの勉強はしているものだ。

 

古いキャリアステップを信じている人がいかに多いかに驚かされる。具体的に言うとこれまでは欧米などで下記のいずれかまたは複数を経験してきた人がCFOについてきた。

 

・Big 4の監査法人

・Big 3もしくはやや落ちるレベルの戦略コンサルティングファーム

・世界的なInvestment BankのIBD

・FP&A などの事業会社での経験

 

ICT関連の知識を知らないと間違いなく使えないCFOだ。いまでさえSAPやHyperionの入れ替えプロジェクトを部下に丸投げして理解できていないCFOあるいはその下のDirectorクラスも多い。

 

投資銀行にいても、Fortune 500とか大手外資系企業に勤務していても、Excelでしか分析しかできないFP&A側の人間も多い。SQLの存在さえしらないし、ましてやData ScienceやData Analyticsなどの分野にもほとんど造詣がない。

 

会計の知識も引き続き必要だ。戦略コンサルや投資銀行の人間の多くは、入社時研修やMBAで習うような簡単な会計を知っているが、大多数はまともに仕訳も切れない。この点はAccounting BackgroundのないFP&Aも同じだ。だから多くの場合、M&A transactionによってF/S全体に与える影響を正確に計算できない。ましてや、IASBはFASBからの情報を常にフォローしている人は皆無だ。こういう人でもCFOに運良く巡り合わせでなっている人もいるが、たいていはその下の部下から尊敬を得られない。