Review of Venezuela vs. Japan

Pros:

・スターティングメンバーの選択は正しかった。やはり守備から入るのがノックアウトステージでは大切。

サイドバックの選択は正しい。守備を考えれば、杉岡と藤谷。よく抑えていた。

ボランチの選択も正しかった。ボランチの感覚を取り戻してきた原と縦パスを出せる市丸。

・高木をCFWで使うのも効いていた。

吉田麻也や岩波などと比較しても、中山のビルドアップはすごくうまい。市丸が交代した後は彼が起点だった。彼は前にスペースがあり、ドリブルで持ち上がるべきところは必ずその判断ができる。ロンドンオリンピック鈴木大輔でさえ、むやみにボールを前に蹴りだしていた。今後に期待できる。

・得点は取れなかったものの、久保はやはり他の年上メンバーと比べてもボールを多く引き出せていた。相対的にもあのメンバーで戦力だった。

 

Cons:

フォワードの選手交代を誤った。高木は相手のマークを外せていたし、これまでの出場機会が限られていた分、後半も効果的なプレスを行えていた。

ボランチの選手交代を誤った。相手のフォーメーション変更で真ん中が押されていたので、失点のリスクを下げるために市丸に変えて板倉を投入したが、その後に攻撃が停滞した。結果論だが、別の要因でセットプレーから失点した。

・中山と市丸以外に攻撃を組み立てられる選手がいなかった。サイドからクロスではなく、ドリブルやワンツーで崩していければ選択肢が広がった。

・結果論として、小川の代わりがいなかった。エジノやパトリックがいたから柿谷や宇佐美が得点を量産できたように、ポストプレーができる選手は日本人にとって重要。

ボランチの攻め上がりがあまり見られなかった。これは結果的に、カウンターを未然に防止する上では仕方ないかもしれないが。

・またポストプレーができるフォワードがいなかった。この点では、相対的にフィジカルが強く溜めも作れる堂安をCFWで使う選択もあった。サイドの守備に奔走されていた面も緩和できたはず。右サイドハーフは初瀬などを使って。

 

課題:

ウルグアイ戦でもそうだが、真ん中を固められた場合の攻め方。久保が勇気をもって仕掛けていたが、やはり止められていた。右サイドからも仕掛けていたが、囲まれていた。一人が裏を狙い続けラインを下げて、他の選手が精度の高いミドルシュートを打つか。あるいは人数の少ないサイドにもう1人サポートが必要か。

・決定機でのシュートの振りの速さとコースを狙う正確性。ビジャのような。

・球際の強さ。事前に予測したポジショニング、足を伸ばす反応の速さ、体の入れ方、体の強さなど。